受任前の過失割合30:70が交渉の結果0:100となり,賠償額は240万円の増加に成功

非該当
なし(物損あり)
保険会社提示額
185万円
最終獲得額
428万円

ご相談内容

被害者 40代 自営業者 女性 Yさん
部位 なし
傷病名 なし(物損あり)
後遺障害等級 非該当
獲得金額 243万円
Yさんは,交通事故によりお気に入りの大切な愛車が全損となり,保険会社からは提示された過失割合30%と車両の時価額に納得できないということで,ご相談となりました。 ご相談時には,事故状況を詳細に聴き取り,過失割合は有利に動く可能性があること,使用されていた愛車の希少性をお伺いし,時価額も高く認めさせることができる可能性があることを説明し,ご依頼をいただきました。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 非該当 非該当
入通院慰謝料 15 80 65
休業損害 0 28 28
逸失利益 0 0 0
後遺障害慰謝料 0 0 0
物損(車両損害) 170 320 150
合計 185 428 243
単位:万円
事故現場や車両の損害状況の調査と事故状況の解析を行い,解析結果を基に物損部分の示談交渉を行い適切な過失割合と賠償額を獲得。お怪我の部分については,治療中の通院方法についてアドバイスを行い,治療中のご不安を解消し,治療終了後は示談交渉により人身部分においても適切な賠償金を獲得。

解決内容

過失割合につき,保険会社は前方車両が車線変更をした際の後続直進車との事故状況として,基本割合である30:70を提示していましたが,Yさんから伺った事故状況では,突然Yさんの車の右リア部分にトラックが衝突してきて何が起こったのかまったく分からなかったということでしたので,前方にいた車が車線変更をする場合と異なり,Yさんには回避措置を取ることが不可能であったため,過失割合0:100を主張しました。しかし,その際も保険会社は衝突箇所はYさんの右フロント部分であり,通常の車線変更の事故であると主張しました。そこで,当事務所は実際に被害車両を調査することにしました。被害車両を見ると右リア部分には,加害車両のトラックのものと思われるが白い塗料が付着していました。たしかに,右フロント部分にも赤い塗料が付着していましたが,加害車両は白であるため,加害車両以外と接触して付着したものと考え,事故現場を調査したところ,道路脇には赤い消火栓があることを発見し,右フロント部分に付着していた赤い塗料は事故の衝撃で車が反転し,道路脇の消火栓に衝突した際に付着したものであることが判明しました。これにより,本件事故の真実の事故状況が立証でき,最終的に保険会社には過失0:100で認めさせることができました。また,希少性のある愛車の時価額についても,保険会社は200万円ほどで提示をしていましたが,市場に出回っていないことの希少性と過去に取引された車両の取引額を立証し,時価額も300万円とすることに成功し,さらにお怪我の部分の慰謝料も裁判所基準での示談となったため,物損と人損合わせて240万円以上の増額に成功しました。

所感(担当弁護士より)

大切で希少な愛車を全損にされた場合,ご自身で主張しても,その愛車の価値を理解してくれる保険会社は,ほとんどないと言えます。また,過失割合についても,動いている者同士の場合,こちらに過失がないことを立証しない限り,なかなか過失も動きませんが,本件の場合,当事務所にご依頼いただけたことで,車両の損傷状況と事故現場の調査から過失0を立証し,希少な愛車の価値もしっかりと認めさせることができました。Yさん自身も予想以上の結果に驚き,大変喜ばれておりました。

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